2011年3月、東日本大震災と開業が重なり、開業日を変更するほどの大きなダメージを受けた二子玉川ライズも2015年に2期を開業、今や都内で有数の商業エリアに変貌した。
開発前の狭隘な道路と商店街、歩行者と車がすれ違う古い町並み、それが全く記憶の彼方になるほどの変貌ぶり。
開発勉強会が始まったのが1980年代初頭。
それから30数年の歳月をかけての艱難辛苦の連続だったであろう開発担当者には頭が下がる。
大きな転機は楽天の移転。
移転してきた方は1万人に上ると聞く。
これをきっかけに街の様相は一変した。
当然、楽天を訪ねて来る来訪者も多数いる。
だから平日の昼間の時間帯でも常に多くの人が往来する。
1969年に玉川高島屋SCというSCデベロッパー魂をひっさげた東神開発の大胆な開発を起点とする二子玉川。
そして、ライズの開業。
でも、ここの賑わいは、開発後も地域を巻き込んだ「タウンマネジメント」がしっかりと行われているからこそ。
今年もあとわずか。
クリスマスに向けた多くのイベントがあるようだ。
街は商業施設だけでなく、住み、働き、交流する。
街づくりは、画一ではなく、こういった多様性が織りなすことが重要であることをつくづく感じる。
2018年12月22日のイベント風景