SCアンドパートナーズ

Vol.75 重説と事前説明は兼ねられる?

これまで「定期借家の事前説明は貸し主自身の義務であり、重説は仲介業者としての宅建業者自身の義務であり、説明する主体が異なる以上、原則として兼ねることはできない、仮に宅建業者が事前説明も併せて行う場合には、予め貸し主から事前説明についての代理権がきちんと授与されていること、あくまで貸し主に代わり貸し主の代理人として説明することを明示して行わなければならない」と考えられてきたけど、今年、これを兼ねることが出来るとの通達。

国の方針としては、弾力的な運用にしていくようですね。

通達書

https://www.zentaku.or.jp/news/2692/

https://www.zentaku.or.jp/news/3178/

時代と共に運用は変わると言うことですね。

定期借家が出来たのが2000年。

もう18年が経過。

今、定期借家契約しか扱ったことがなく、普通借家の「法定更新」「正当事由」を理解しないまま定期借家の事前説明を行っている担当者も増加する現状、事前説明は慎重に行うことは変わりが無いと思います。

後々のトラブル防止のためにも。

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事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-