今週、「SCを取り巻く環境変化とSCビジネスモデルの変革~SC事業者が持たなければならない視座とは~」と題してセミナーを開催しました。
会場は、日本SC協会
セミナー全体の組み立ては、前半が現在のSC運営やSC経営の問題点とその解決方法、後半をこれからのSCビジネス(モデル)をテーマに進めていきました。
セミナー時間は4時間。
かなりの長丁場です。
たくさんのことをお伝えしましたが、今、一番感じている課題は、下記の通り、リアルは全くECにかなわないこと。
この解決方法は、これまでのような運営力強化と言ったアナログなことを繰り返しても限界がある。
そうすると、リアルをEC化するしかない。
一方で、SCのDXは、既にECとして完了している。
だから残された道は、リアルをEC化し、ECと一体化するしかない。
でも、リアルのEC化は、アナログに慣れた既存のSCでは難しいかもしれません。
例を挙げると、スマホ銀行をメガバンクではなく楽天が作り、GoTaxiをタクシー会社が出来ず新興企業が担う。
iPhoneも携帯電話会社が作れず、appleが作った。
最近は、シャオミがEV車を作る。
これと同じことがSCでも起こるのではないのか。
そんなことを感じています。
では、どうすれば良いか。
私の勝手な予測も含めての4時間。
ということで、あまり集客力の無いセミナーになりました。
ニーズは無かったようです。残念。
伝えたいこと、と、聞きたいこと
このミスマッチですね。
でも、少ないから出来る参加の皆様との交流。
そして、参加者同士が率先して名刺交換をして交流を図る。
普段のセミナーとはまた違った空間が出来上がり、とても興味深い時間となりました。
参加の皆様、ありがとうございました。