森ビル株式会社の方から今回の「ROPPONGI HILLS PREMIUM DINING FLOOR」開発の経緯と想いについて伺いました。
驚きました。
六本木ヒルズの入館者は年間4千万人!
それはそれですごいのだけど、そのうち、半数が足元商圏からの来街者だそうです。
売上の上位顧客のシェアも相当のボリュームがあり、ロイヤルティを持って通っている方が相当数いる。
実は六本木ヒルズは地域に支えられた施設として、この15年間、成長を続けてきた、と。
私にとって、ここ六本木ヒルズは全くの非日常空間だけど、本当はそんなことはない。
その証拠にインバウンドの売上は数%。
展望台には外客は相当数いるものの利用している方は地元の方。
そんな実態から今回のリニューアルは発想されているそうです。
これまで団体客や流動客や観光客を前提に考えられてきた店づくりやメニューをこの地域のお客様向けに一新。
空間環境もゆとりのある設えに。
その戦略が奏功して二桁で伸びているそうです。
商業施設ってやっぱり地域に根差す業態なんだと改めて認識した講話でした。
ありがとうございました。
お店の前に閑地をあえて設けたゆとり。
店舗のファサード一つ一つにこだわりが。
懇親会はこちらウェストウォーク6階の「パーク6」で開催させていただきました。
料理もおいしく、スタッフもフレンドリーなお店。
また行きます。