SCアンドパートナーズ

Vol.65 「グランドフードホール」レポート

六本木ヒルズに開業した「GRAND FOOD HALL」を経営する株式会社SmilenCircleの岩城紀子社長の講話に参加しました。

開業は2018年9月13日。
芦屋に続いて2店舗目。

岩城社長は、GAP JAPANの立ち上げメンバーとして服飾を中心に活躍していたものの、あるご縁をいただいて食品業界に転職。
その後、自ら起業し、人の体に優しく、本当に美味しいものを全国を回って集める仕事をするうちに芦屋にフードホールを立ち上げることになったとか。

全国で探してきた本当に良いものは実は生産体制が整っていなかったり、生産規模が小さくて拡販するような流通体制に合わず、どうしても生産規模のある商品だけが市場に物流されることに疑問を感じ、本当に自分が良いと思うものを自らでフードホールを開業してそこで販売しているのだそうです。

なんか、ビジョンというか、夢とゆうか、大きな志を感じます。

講話の途中、バームクーヘンとトマトジュースが配られました。

このバームクーヘンも個人で作っていた方が高齢でもうリタイアすると言うので会社に招き入れて今は後進を育ててもらっているとか。
本当に食を守る姿勢が真摯そのもの。

実は、私は大のトマトジュース嫌い(子供の頃から)

でも、岩城社長が「トマトジュースが苦手な人も是非飲んでみてください」と言うので、恐る恐る飲んでみるとこれが旨い!

トマトジュースの印象は変わってしまいました。

これまで多くの商業施設の方から出店のオファーがあったそうですが、芦屋のお店を運営することにこだわって全て断っていたものが今回、六本木ヒルズへの出店を決めた理由は、

「森ビルは開発から運営まで一気通貫、同じ人が担当されること」
最近の商業施設は、開発の時は熱い情熱を持った方が作っても、いざ、運営になると異なった方が担当するようになり、どうしても開発時の苦労と熱い思いは継承されないことが多い。

それを知っていたから商業施設への出店をためらっていたものを森ビルは運営されている方が開発も行い、その熱い思いをずっと継承していける、そこにこだわったそうです。

そして、誘致に来られた六本木ヒルズの部長さんに「なぜ、うちなのですか?」と聞いたところ、その部長さんは「だって、岩城社長のお店には唐揚げもおでんもあるじゃないですか」と。

岩城社長は、日常で食べるものはしっかり揃え、たまにおしゃれなものも食べる。
そんな日本の食生活を理解していただいている、と感じたそうです。

なるほど、毎日、フランスパン食べないですからね。
日本人は茶碗と箸の文化。

岩城社長が昔、欧米で見たフードホール。
奥さんが、魚を買って、半身を料理してもらってご主人とそこで食べ、残った半身を家へ持って帰る。
そんな食生活とフードホールの関係を築いていきたいそうです。

今、ちまたではフードホールが流行っているからと、あちこちで作られていますが、このフードにかける想いがまったく違いますね。

岩城社長のこれからに期待したいと思います。

ヒルサイドB2に出来たグランドフードホール

美味しそうなデリが並びます。

レストランもしっかり。
  

そして、岩城社長ご推奨のごま油を購入。
ここにしか無いそうです。

岩城社長は、「六本木ヒルズに勤務する皆を健康にする!」と。
志に感銘。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員、渋谷109鹿児島など新規開発を担当。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。岡山理科大学非常勤講師、小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒、1961年生まれ。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-