SCアンドパートナーズ

VOl.1054 「人出不足の救世主となるか」

横浜ゆめが丘の取り組みとして、ロボットによる自動配送が行われるというので、一足早く現物を拝見しました。

思ったよりコンパクト。

上に付いている暗証番号を押すと開けることが出来、依頼した方が取り出します。

実際に走行していただきました。

ここでは動画がアップ出来ないので、うまく伝えられませんが、非常にスムーズ。

ゴムタイヤのせいか滑らかで静か。

まるでスターウォーズの「R2D2」のようです。

いっそのこと、「R2D2」のデザインにしてもいいかも。

でも、見た目、低いので、「誤って足にぶつかりませんか」と聞いたところ、「センサーでぶつかることはなく心配ないのですが、高くすると転倒する懸念もあるので、低く設計して、バーとフラッグで存在を知らせています」とのこと。

なるほど。

一番驚いたのは、「公道走行」が出来ること。

すごくないですか?

公道を走って(歩いて?)目的の場所に行ける。

自動ドアも開けられるし、エレベーターにも乗れる。

すごいことです。

この技術は、Googleが車の研究していたものを中止したため、その技術が応用されたとか。

以前、Googleの大量解雇の話もありましたが、アメリカはそういうダイナミックな人材とノウハウと技術が動くことで新たな商品が生み出される。

終身雇用の日本と大きく違うところですね。

人出不足の中、いずれ社会は、こういったロボットが活躍する時代が、そう遠くない将来やってくるのでしょう。

でも、「この技術が戦争など良からぬことに使われないこと」を切に願います。

もし、これに爆弾を積んだ1万体が霞が関に放たれたら大変なことに。

”平和”であることを祈ります。

以下はリリース
■自動配送ロボットの導入 《商業施設として、日本全国で初》
EC市場の拡大などにより宅配需要が急増する中、物流分野における人手不足や、買い物が困難な方への対応などの社会課題解決と、お客さまの利便性向上のため、スカイファーム㈱(本社・横浜市西区、代表取締役 CEO・木村 拓也)および三菱電機㈱のグループ会社である、メルコモビリティーソリューションズ㈱(本社・大阪府大阪市、代表取締役社長・青木 泰男)が運営会社として、自動配送ロボットとモバイルオーダーシステムを掛け合わせた商品配送サービスを開始します。
公道も走行可能なCartkenカートケン社製の自動配送ロボットと、スカイファームが運営する「NEW PORT」をシステム連携し、お客さまがアプリから同施設内対象店舗の商品を注文すると、自動配送ロボットがお客さまの指定した場所までその商品をお届けします。離れた場所でも簡単に注文・受け取りが可能です。なお、自動配送ロボットの商業施設での本格導入は日本全国で初の取り組みです。自動配送ロボットはエレベーターの乗降も可能なため、同施設の屋上を除く1階から3階部分での自動配送を想定。今後、段階的に配送範囲を拡大し、公道・住宅施設を含む24ヘクタールに及ぶ同エリア内での実用化を目指します。

https://www.sotetsu.co.jp/pressrelease/realestate/r24-83/

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-