SCアンドパートナーズ

VOL.1080 「ペットもAIの時代」

セガトイズから本物そっくりのペットロボットが発売された。

『KIMIT ラグドール』


出所:セガホームページ

https://www.sega.jp/topics/detail/240221_2/

詳しくは上記HPから見てほしいがとにかく本物に近い。

この発売に関して感じたの次の2点

◆ペットとロボットの境目の消失

今、動物愛護の観点からヨーロッパを中心に生体販売に関して規制が強化されつつある。

日本でも、既に犬猫の生体販売を行わないペットショップのテストも始まった。

一部の心無いブリーダーの報道を見ると規制が強化されるのも致し方ないのかと思ってところのこのペットロボット。

技術が進化し、もっと、本物に近くなるといずれ未来の映画のようにペットのロボット化は進む。

そうすると、住宅事情や単身世帯や高齢化などから飼育(特に餌やりや散歩など)が難しい方にとってはあきらめていたペットが家にやってくることになる。

ペットセラピーなどもあるからきっと良い面がたくさんあると思う。

◆ペットの多様化と生活態度の変化

こういったロボットが登場すると「いかに本物に近いか」がテーマになる。

そうすると本物との比較が議論になるけど、手にする人の目的は本物だけでは無いような気もする。

いっそのこと、架空のペットにすることで、オリジナリティを高めて、新しい比較物の無いユニークなものにしてしまうことも考えられる。

例えば、あべのキューズモールのアベーノアベーノ


出所 あべのキューズモールのホームページ

https://qs-mall.jp/abeno/event/detail/295

例えば、このキャラクターがAIによって学習することで人々に癒しももたらすことも出来る。

何より、架空の生き物だからオリジナリティな個性も発揮できる。

セガと組んでこういった人気キャラクターの開発も。

ネットにつながればIoTによって、常にアップデート。

きっと飛行機にも持ち込めるから旅行にも一緒に行ける。

そんな世界が広がる。

未来はすぐそこに来ました。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-