今週、初めてインバスケット研修の講師を務めました。
普段、商業施設に関する専門的でニッチな研修やセミナー講師を務めることは多いのですが、マーケティングとか、クリティカルシンキングとか、コーチングとか、広く汎用性の高いテーマには、あまり縁が無かったので、今回は非常に気付きも多く、参加者の皆さんの協力もあり、2日間の研修日程を無事?終えることが出来ました。
ご関係者、参加者の皆様、ありがとうございました。
インバスケット研修は、仮想的に設定されたビジネスの現場で、これまた架空に設定された人物に成り切って、与えられた多くのタスクを短時間に処理をしていくことで、各人の得意不得意、得て不得手が明らかになる確立された研修です。
そして、その結果を踏まえて、自らの自己診断と合わせることでこれからの自己啓発分野を明確にし、その取り組み方法を自らで設定し修了します。
要するに講師が講義をするのでは無く、ワークを通して自らで気付きを得る研修です。
実は、このインバスケット研修、過去に試験として受けたことがありました。
その時は、昇進の適正診断のような形で運用されていたので、私の印象は、「嫌なもの」と受け止めていたものでした。
なので、この依頼があった時、講師経験もないこともあり、少しためらいもありました。
でも、やったことのないものだからこそ、やることで得るものは大きいだろうと飛び込んでみたわけですが、やはり、経験の無い2日間の研修講師は甘く無かったです。
前日も夜中まで台本と格闘し、1日目の終了後もホテルで台本書き、翌朝は3時に起きて資料を作り、2日目に臨むとてもハードな時間を過ごすことになりました。
でも、受講者にとっては、講師の経験回数など関係ありません。
最大のパフォーマンスを求められるわけですから全力で当たることになります。
おかげでまた一つ成長したように感じます。
でも、初めてであることで、拙い部分もあったと思います。
改めて参加の皆様にお礼と感謝を伝えたいと思います。
そして、依頼されたご関係者の皆様もやはり「大丈夫か?」と言う心配は多々あったと思いますが、それでも信じて依頼していただいた、その気持ちに感謝しかありません。
ありがとうございました。
今回のインバスケット研修を受講された皆様の更なる成長を心からお祈りします。
そして、何かにぶつかるようなことがあれば、遠慮なく連絡を頂ければ嬉しいです。
一緒に考えていきたいと思います。
やはり、緊張は人を成長させますね。
実感した今回でした。