2023年10月26日、アミュプラザ博多のハンズがリニューアルオープン
そのキャッチコピーが「え?ハンズのロゴが変わったと?」
地域性のあるキャッチコピー、いいですね。
本当に東急ハンズからハンズになったんだなー、と感慨深いです。
売り場もすっかり新しくなっています。
いよいよ、本格的なハンズのスタートですね。
私なりに歴史を振り返ると、
東急ハンズの時代、「ネジ、釘」からスタート。
本格的なDIY、それを渋谷の街で見ることが出来た。
だから、行くと色々な発見や出会いがあった。
当時は売り場の人が買い付けまで担当していた。
それが多店舗化され、小型店も開発され、当然、売上効率を求めるようになる。
結果、誰も買いやすい品揃えとなり、いつしか、DIYから大型雑貨店に。
これは店舗としては当然のこと。
売り場も吉田カバンの代理店のように。
吉田カバンは、私も愛用する良いブランドだと思う。
でも、それをハンズがやる必要があるのだろうか、と思っていたら、4Gと共にECが伸長。
すると雑貨店に置いてある商品は、どれもECで手に入るものとなり、店舗の魅力は薄れ、足は遠のき、売上は低迷。
そんな歴史だったように思う。
ハンズに行かなければ発見できないもの、ハンズでしか出来ないこと、スタッフの深い専門知識と提案力
そんな強みをまた取り戻して欲しいな、と思います。
ハンズは、セルフ販売のバラエティ雑貨店のまま、この先も進むのだろうか。
ニッチマーケティングからマスマーケティングに変わっていく変遷を見ていて、それをとても感じます。