クリスマスツリーの立てる位置は、前回解説した効果ごとに異なる。
クリスマスツリーによって高揚感を作りたい時は、入り口に近いところがいい。
お客様がまずに目にする。
その途端にクリスマス気分に惹きこまれる効果を狙う。
歩行距離を伸ばしたい場合は、見える位置で出来るだけ遠いところがいい。
ポイントは見える位置ということ。
見えなければツリーの存在が分からない。
滞在時間を伸ばしたい時は、シンギング、ダンシングなどのショー機能をインターバルで仕込む。
そうすればその時間まで待ってくれる。
思い出作りを狙う場合は、サンタさんと写真を撮れる、などのイベントを入れる。
子供は、サンタさんと写真を撮ったその夜、枕元にプレゼントが置いてあれば、絶対、サンタさんの存在を信じる。
SNSでシェアを狙うのであれば、写真を撮りやすい場所と照明に気を使う。
赤目になったり、逆光になったりしたら、写真が台無し。
と、クリスマスツリーの立てる位置は、その狙う効果を前提に考えることが大切だ。