SCアンドパートナーズ

クリスマスツリーの正しい位置とは。

クリスマスツリーの立てる位置は、前回解説した効果ごとに異なる。

クリスマスツリーによって高揚感を作りたい時は、入り口に近いところがいい。
お客様がまずに目にする。
その途端にクリスマス気分に惹きこまれる効果を狙う。

歩行距離を伸ばしたい場合は、見える位置で出来るだけ遠いところがいい。
ポイントは見える位置ということ。
見えなければツリーの存在が分からない。

滞在時間を伸ばしたい時は、シンギング、ダンシングなどのショー機能をインターバルで仕込む。
そうすればその時間まで待ってくれる。

思い出作りを狙う場合は、サンタさんと写真を撮れる、などのイベントを入れる。
子供は、サンタさんと写真を撮ったその夜、枕元にプレゼントが置いてあれば、絶対、サンタさんの存在を信じる。

SNSでシェアを狙うのであれば、写真を撮りやすい場所と照明に気を使う。
赤目になったり、逆光になったりしたら、写真が台無し。

と、クリスマスツリーの立てる位置は、その狙う効果を前提に考えることが大切だ。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-