新しい施設が出来ると必ず見に行きますが、見るポイントの一つがエントランス。
入った瞬間に空間的な感動があるか、どうか。
例えば、ディズニーランドは入るとワールドバザールの大屋根の空間の先にシンデレラ城が見える。
否応無しに気分は上がる。
商業施設も同じ。
入った瞬間に気分が上がれば、財布の紐も緩むと言うもの。
これが小売店舗になると入った瞬間に催事場だったり、イベントのキャッチに捕まったりする。
これはこれで、売るためには仕方のないこと。
でも、ショッピングセンターなど不動産賃貸業であれば、来店者のモチベーションをどうやって上げるか。
そこにフォーカスする方が、入居しているテナント皆のサポートになる。
来店者の気分にスイッチを入れるエントランス空間の大切さ。
ショッピングセンターの運営は、何を売るか、ではなく、お客様の気持ちを高めることが役割と責任。
こちらは新丸ビルのエントランス
東京駅の雑踏から、この落ち着きの空間で気分がスイッチされる。
来店者にどんなスイッチを提供するか。
商業施設は大切ですね。