SCアンドパートナーズ

VOL.986 「商業施設はエントランスが大切」

新しい施設が出来ると必ず見に行きますが、見るポイントの一つがエントランス。

入った瞬間に空間的な感動があるか、どうか。

例えば、ディズニーランドは入るとワールドバザールの大屋根の空間の先にシンデレラ城が見える。

否応無しに気分は上がる。

商業施設も同じ。

入った瞬間に気分が上がれば、財布の紐も緩むと言うもの。

これが小売店舗になると入った瞬間に催事場だったり、イベントのキャッチに捕まったりする。

これはこれで、売るためには仕方のないこと。

でも、ショッピングセンターなど不動産賃貸業であれば、来店者のモチベーションをどうやって上げるか。

そこにフォーカスする方が、入居しているテナント皆のサポートになる。

来店者の気分にスイッチを入れるエントランス空間の大切さ。

ショッピングセンターの運営は、何を売るか、ではなく、お客様の気持ちを高めることが役割と責任。

こちらは新丸ビルのエントランス

東京駅の雑踏から、この落ち着きの空間で気分がスイッチされる。

 

来店者にどんなスイッチを提供するか。

商業施設は大切ですね。

 

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-