先日、秋田市に行きました。
秋田市にある百貨店は、西武と木内
行ってみると木内は当面の間、臨時休業の張り紙
従業員はどうしてるのでしょう。
そして、西武の営業は2階まで。3階より上はクローズしていました。
寂しい限りです。
先日も島根県が百貨店の無い県になると報じられたばかり。
秋田市もそうなるのでしょうか。
木内は、週休3日、閉店17時と独特の営業をしていたと聞きます。
一時は秋田の三越と呼ばれ、市民に愛されていた百貨店。
何があったのでしょう。
最近は新型コロナウイルスの感染収束によって売上が戻り、一部の百貨店ではコロナ禍前を超えたなどという話も聞こえてくるもののそれも一部の都市圏の百貨店だけ。
地方都市では、「人口減少、少子高齢化、消費地の郊外化、ECの伸長、洋服のカジュアル化、年金生活者の増加、所得の減少」と百貨店にとってはアゲインストな状況が続きます。
とすると、方法は、過去の経験や成功体験や百貨店の定義を横に置いて「環境変化に対応する」しかない。
言うは易し。
でも、流通業は「変化対応業」とも言われます。
消化仕入れの収益認識基準も変わった今、1990年から続くこの30年を跳ね返す起死回生、V字回復を期待します。
最近、気になっているのは、「インバウンド需要で売り上げ回復!」
これを聞くと、百貨店てお土産屋だったっけ?と思います。
確かに爆買いとか、営業成績には追い風になると思いますが、全売り上げに占める割合は少ないはず。
その少ない割合の売上に一喜一憂せず、足元、国民を見た経営をお願いしたいところです。
秋田駅はとてもきれいで驚きました。