くずはモール
場所は、京阪電車「樟葉駅」前
昔のオープンモール時代を知る者として、いつ来ても感慨深い施設です。
前回来たのがリニューアル工事真っ最中の2023年3月
その時はこんな感じでした。
仮囲いだらけ。
それが今はこんなにきれいになって開業。
フードマルシェで驚くのは、お客様の老若男女の幅広さ。
とにかく、顧客の年齢層の幅広さに驚く。
地域の特徴なのか、くずはモールの歴史なのか。
ご高齢の方も多いので、最新鋭の端末でのオーダーにはちょっと不慣れな様子。
これもそのうち、慣れるでしょう。
この他にも食を充実
くずはモールの良いところの一つにこの動線にあると思っています。
滑らかなRを描く歩行者動線
平面図でも見ると8の字を描きながら回遊するように設計。
ショッピングセンターなどの商業施設では、顧客動線がすべて。
時々、真っすぐで単調な通路やエスカレーターを上がると突然次のエスカレーターが見当たらないなど、お客様がストレスを感じるような顧客動線に出くわすと不安になります。
この施設は大丈夫かな、と。
くずはモールにはそんな心配はありません。
プラス、歩いていて楽しい空間。
それをくずはモールは実現しています。
その他、個性的な店舗も増えました。
今回、ユニークと感じたのは「SANZEN-HIROBA」
鉄道系企業ならではの広場。
ここに鎮座する「テレビカー」
「なぜ、テレビカー?」の問いに「昔、電車でテレビが観られたんですよ」と。
時代を感じますね。
こ「SANZEN-HIROBA」に来ると京阪電車の歴史が一目で分かります。
昔の駅舎と今の駅舎を対比して掲示もしているので、鉄道ファンでなくてもノスタルジーを感じます。
ここに書き切れないほどの工夫が詰まるリニューアルです。
そして、次は、このオープンモールのリニューアル
この「ダイニングストリート」がどう変わるのか。
今年の秋を期待しています。
くずはモールでは、「生活圏に立つRSC」という独特なポジショニングを見ることが出来ます。
大型の郊外モールでありながら人々の生活に寄り添う。
そんな時間の流れを感じる施設です。