「持ち帰って検討します」を言わなくて済むようになったこと。
企業と打ち合わせをすると「では、一旦、持ち帰って検討します」という必殺ワードが最後に登場する。
これを言われるとこちらは何も言えない。
「えっ、持ち帰るの?」と。
この変化形として、
「持ち帰って上司に確認します」
や
「こちらで会議にかけます」
などがある。
そして、この後、
・すぐに返事がある会社
・しばらく経ってから返事が来る会社
・そのまま連絡が無い会社
の3パターンに分かれる。
なしのつぶてになる会社も意外に多いのに驚く。(大きな会社に多い)
概ね、上場企業のように大きな会社は時間がかかり、中小の場合は返事が早い。
ただ、権限委譲が進んでいる企業は、大企業でもレスポンスは早い。
そして、持ち帰って検討した結果、不調となった場合の返事は、
「上司の理解が得られませんでした」
「会議が通りませんでした」
など。
これまた、こちらはどうしようもない。
「はあ、そうですか」と。
海外の人から見るとこの上司とか会議とか不可解に見えるとか。
私も昔は、「持ち帰って検討します」を使っていた。
でも、今は使う必要が無くなった。
自分で決めて自分でリスクを負うだけだから。
でも、時々、「少し考えていいですか」と言う時があります。
その時は、よほど考えなければならないことがあるんだな、とご理解下さい。