SCアンドパートナーズ

会社を離れて変わったこと、その23

「持ち帰って検討します」を言わなくて済むようになったこと。

企業と打ち合わせをすると「では、一旦、持ち帰って検討します」という必殺ワードが最後に登場する。
これを言われるとこちらは何も言えない。

「えっ、持ち帰るの?」と。

この変化形として、
「持ち帰って上司に確認します」

「こちらで会議にかけます」
などがある。

そして、この後、
・すぐに返事がある会社
・しばらく経ってから返事が来る会社
・そのまま連絡が無い会社
の3パターンに分かれる。 

なしのつぶてになる会社も意外に多いのに驚く。(大きな会社に多い)

概ね、上場企業のように大きな会社は時間がかかり、中小の場合は返事が早い。
ただ、権限委譲が進んでいる企業は、大企業でもレスポンスは早い。

そして、持ち帰って検討した結果、不調となった場合の返事は、
「上司の理解が得られませんでした」
「会議が通りませんでした」
など。

これまた、こちらはどうしようもない。
「はあ、そうですか」と。

海外の人から見るとこの上司とか会議とか不可解に見えるとか。

私も昔は、「持ち帰って検討します」を使っていた。
でも、今は使う必要が無くなった。
自分で決めて自分でリスクを負うだけだから。

でも、時々、「少し考えていいですか」と言う時があります。
その時は、よほど考えなければならないことがあるんだな、とご理解下さい。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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