2021年、コロナ禍でありながら過去最高の売上を上げたGINZASIX
コロナ禍をチャンスに変えた好例だと思う。
一時期、リニューアル途中を見て、一部のライターから「空き店舗だらけ!」と心無い記事を書かれるも、それを見事はねのけての最高売上。
そんなGINZASIXですが、私、一つ残念なことが開業時にありました。
それは、このパース。
見事なアトリウムとダイナミックな空間と美しい動線。
こんな見事な空間が銀座に出来るとは!と驚いていました。
事業者が「百貨店は作らない」と言っていたので、とうとう、ここまで作るのか!ととても期待していたのですが、開業するとちょっと違っていました。
それがこの写真
吊るされたオブジェはすごいのですが、パースでは広場になっていたところが売り場に。。。
うむむ。
確かにこの広い空間を見れば、売り場にしたくなるのも分かるし、区画して貸せば賃料を稼ぐことも出来る。
だから仕方ないのかなと思っていた。
ところが先週、行くとすっかり売り場が無くっている。
その代わりにラグジュアリーのPOPUPが並び、大きなイベント会場に。
海外に行くと、こういったアトリウムをダイナミックに活用しているところに遭遇する。
常に色々なイベントや催事やプロモーションが開催され、アトリウムが賑わっている。
日本では、「イベントをやりたい」という開催者側のニーズに合う好立地の商業施設がなかなか無い。
恐らく、ここGSIXくらいだと思う。
アートにもこだわるGSIX
これからのアトリウムの使い方、楽しみにしています。
下の写真はイメージする海外の事例です。