SCアンドパートナーズ

VOL.927 「ファストファッションをSCに入れるべきか」

連載第67回は 『ファストファッション導入がショッピングセンターに与える良い影響と悪い影響とは』

前回、ファストファッションの共通項を指摘した。

彼らは中産階級の勃興した地域を中心に世界市場をターゲットとする。

だから商品構成は全方位型ターゲットだし価格も低価格帯にする。

ただ類似の商品では差別化できないため、一部のコンセプチャルな商品、目立つ差し色、特徴ある店装とVMDによって、単品で見たらどのブランドか判別がつかないようなシンプルなシャツでさえ特徴的に見せてしまう。

これによりブランドアイデンティティーを高め、消費者の好みにフィットさせ支持を得ることで、どの国や地域でも通用するように仕立てている。

では、日本のショッピングセンター(SC)にこのファストファッションを誘致することでどのような影響が生じるのか。今回はそのメリットとデメリットを含め解説したい。

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第67回 ファストファッション導入がショッピングセンターに与える良い影響と悪い影響とは _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】 (diamond-rm.net)

前回のファストファッションが成功する要因と誘致するショッピングセンターの注意点(前編)を読むとつながっていきます。

第66回 ファストファッションが成功する要因と誘致するショッピングセンターの注意点(前編) _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】 (diamond-rm.net)

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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