連載第65回は、「ショッピングセンターが小売に取り組む5つのリスクと、2つの判断材料とは」
ショッピングセンター(SC)事業は、今の収益モデルでは人口減少と少子高齢化に伴いシュリンクする。
SC事業に関わらず、消費市場をターゲットにしている限り、市場は縮小し競争は激化、淘汰が進む。
そのため既存事業をさらに強化するのか、もしくは、収益の多角化を進めるのか、2つに一つになるわけだが、これまでもSCは収益の多角化を図った分野がある。
それが自社SC内に小売店舗や飲食店舗を直営形式で出店する活動だ。
だが、この活動にはリスクをはらむ。今回はそれらを明らかにした上、留意点を指摘したい。
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