先日、メディアにこんな記事があった。
「【悲報】ドライブ消極派Z世代「沖縄旅行に行きたいけど、免許なくてレンタカー運転できないから行けない」
沖縄県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は5日までに、Z世代と呼ばれる18歳~25歳の若年層を対象にした「沖縄旅行における移動手段に関する意識調査」の結果を発表した。」
確かに沖縄に行く時は、空港に着くとまずレンタカーを借りる。
でも、今の若者は車はおろか免許も持っていないらしい。
これからの時代、若者ばかりか、高齢化で年齢が高くなるほど交通弱者は増加する。
これを聞いて、「沖縄県を特区に指定して、GRABやUberを許可してはどうだろうか」と考えた。
GRABやUberは、海外に行けばごくごく普通に利用できるサービス。
一般の方が自らの車を使ってドライバーになってくれる。
利用したことのある方はその利便性の高さを体験していると思う。
そうすれば安心して沖縄旅行に行ける。
実際、イオンモールライカムやパルコシティなど車が無いとなかなかアクセスしずらい。
なんて、言うと「タクシーの業界をつぶす気かー」とか、「タクシードライバーの職を奪う気かー」とか、「何か事故があったらお前責任取れるのかー」とか。
そんな声が聞こえてくる。
でも、そうしたら、諸外国はどうしているのか。
為末氏が言う「何かあったらどうするんだ症候群」がここにも出てきそうだ。
でも、この状態が停滞した30年を作り出した日本の現状ではないだろうか。
今日は、たまたまタクシーを題材にしたけど、日本中、こんな規制でがんじがらめで新しい産業は育ちにくい。
確かに既存の枠組みの中にいる人にとっては規制があると外部からの新規参入者が無く楽に違いない。
価格も硬直的となり、結局、割を食うのは国民、消費者。
でも、最近のGOTAXI、まさにテクノロジーを使ってUberと同じようなサービスを展開している。
そう、常に進化。
新しい産業が出来たら、古い産業は新しい形に変わることしかない。
それを止めていたらいつまで経ってもの今のまま。
産業の発展と生活困窮厩舎の支援。
これは別のもの。
それぞれで対応すればいいと思う。
これをごちゃごちゃに議論するから何も進まない。
色々な意見があると思う。
でも、前に進まなきゃ。