コロナに襲われた2020年。
そこから3年、あらゆるものの売り上げが低迷、激減した。
だからこの3年は2019年対比(コロナ前)を考えることが多かった。
確かに平常時と比べることで、どのくらい復調したのかは分かりやすい。
でも、ここには「2019年に戻りたい、今、我慢すればコロナ前に戻れる、今は仮の姿、本当はもっと売れる、昔が戻ってくる」そんな思いが詰まっていると思う。
それは、この3年間ひたすらジッと我慢をして下を向いて過ごしてきた証拠。
ところがコロナ前には戻らない。
むしろ、コロナ禍を前提にしたビジネス、コロナ禍の売上から算出した低い損益分岐点売上高のビジネス、この2つがこれから伸びていく。
1989年のバブル景気で成功したビジネスはこの30年低迷し続け、企業によっては市場から退出したところも多い。
コロナ禍の来る前までのビジネスや仕組み
コロナ禍の前に出来上がった損益分岐点
この2つを捨てないと過去のビジネスは淘汰される。
「2019年対比」
これをベンチマークにしている限り、そのビジネスは難しい。
そんなことを2022年を通して一番感じている。
2019年対比をやめよう。