SCアンドパートナーズ

VOL.856 「サッカーを観て思うこと~強さの源~」

運動オンチの自分はあまりスポーツを観ない中でもやはり今回のサッカーは気になるもの。

大活躍の日本選手

ドイツにもスペインにも勝った。

それも逆転で。

すごいの一言。

昔は「日本人は体格の差があって海外勢にスポーツで勝つのは無理」なんて言われていたのが嘘のよう。

その理由を考えると。

1.Jリーグも始まり、サッカーの裾野が広がり歴史を積み上げたことで選手の層に厚みが出たこと。

2.昔は学校の部活からスタートしたスポーツも地域のクラブが充実して小さい頃からサッカーに慣れ親しむようになったこと。

3.選手の多くが世界に飛び出し若い時からグローバルな環境でメンタルも含めて鍛えられていること。これはいつも思うことでサッカー選手はチームプレーが基本にあるのか世界に飛び立った選手はあっという間に言葉も覚えて現地化する。そのコミュ力にはいつも驚かされる。

4.日常的に世界で活躍している選手達は、W杯で初の対戦では無く日頃対戦する機会を持っていること。

5.スポーツに必要な技術だけでなく、メンタルトレーナーや食事を作るシェフなど多面的なサポートが充実したこと。

6.そして、これが一番と思うこと。

戦後、体育と訳してしまったスポーツがこの数十年で、根性と忍耐だけでやるものでは無く、科学的に分析したり、選手の筋トレやメンタルや体づくりなど、効果的な育成やトレーニングが行われるようになったことが大きい。

兎跳びでしごかれてスポーツが嫌になった若者は沢山いた。でも、今は違う。

これ以外に強くなった要因はあると思うけど、サッカーに限らず、「日本人は海外勢にはかなわない」と言われたスポーツも、実はそんなことは無かった。

本人の創意工夫や努力、周囲のサポートと協力、それらが積み上げればどんなことも無理な事はない。

そんなことをW杯は教えてくれているように感じます。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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