2022年11月8日に開業した「ららぽーと堺」
大阪から環状線で天王寺へ。近鉄に乗り換えて大阪阿部野橋駅→河内松原駅下車 近鉄バスに乗って10分 バス停国道黒山で下車、目の前がららぽーと堺です。
大阪から1時間くらいでしょうか。
土地勘の無い私にはとても遠く感じましたが時間的にはそう遠くも無いですね。
到着するとかなりの人混み。さすがに開業早々。たくさんの人がいます。
まずの印象は、このご時世、工事費との戦いだったんだろうな、と言う点。
金をかけないところ、かけるところ、こだわるところ、メリハリがついています。
VECD、ご担当は苦労の連続だったことでしょう。
そして、目の前の国道の渋滞。
週末の交通処理も課題になっていることでしょう。
ららぽーとほどの大きな開発は、行政や地元や警察との協議が大切になる。
まだまだ、これからですね。
館内に入ってまず感じたのは、モール(通路)が吹き抜けになっていないこと。
これまでモールの作り方は、2階3階の店舗が見えるように通路も吹き抜けていることが一般的。
でも、今回はセンター広場だけがアトリウムになっていて、その他は天井。
この設計に至ったのは、工事費の関係か、空間環境か、エアコンなどエネルギーコストを下げるためのものなのか、分かりませんが、とにかく、通路には天井があります。
そして四つ目は、テナント業種とフロア構成
これまで一般的に一階に配置したアパレル雑貨を2階3階にし、食料品、フード関連を一階へ。
デイリー性ニーズに合わせた結果でしょうか。
そして5つ目
フードストリート、フードスタジアム、フードキッキンなど、食をあらゆる側面からセグメントしてゾーンを形成していること。そして、とにかく客席数が豊富。全館で一体何席の席数になるのか。相当でしょう。
最後の6つ目
よく、このコロナ禍、ここまで仕上げたな、という事です。
河内松原と言うマーケットがどのような特性があるのか、私には分かりませんが、そこにアタッチして開発するマーケティング力と物件開発力。
驚きます。
ここの成否はまずは、春夏秋冬回してからの評価。
一年後、また、来ます。