SCアンドパートナーズ

VOL.842 「恵比寿ガーデンプレイス センタープラザ開業」

2022年11月8日は、恵比寿ガーデンプレイス内センタープラザの改装オープンでした。

2021年2月に三越恵比寿店の営業終了後、順次進めている改装。

4月にオープンした地下2階フーディーズガーデンに続いて今回は地下1階から2階までのフロアがオープン。

ゴールドウイン、DCM、プラスの新業態など全部で26店舗が揃います。

これで完成となるようです。

入り口を入ると都会的な中にアウトドアのコントラスト。

テナントもアウトドア系が続きます。

その奥には、DCM新業態「DCM DIY place」


予想以上に本格的な品揃えです。

「どんな人が買うんだろう」という印象ですが、マーケティング調査を行った上だと思うので、これからが楽しみです。

ワークショップの場所もあり、コト体験も充実しています。

次に目を引くのがここ「「CREATORE(クリアトーレ) with PLUS」


プラスと言えばオフィス什器。

これまでBtoBで展開したものを在宅ワークなども含め多様化する働き方に対応するためのショールーム兼小売店舗。

これからBtoCにも取り組むのだそうです。

BtoBと違って、ビジネスのロットが小さいBtoCでどう効率的に展開していくのか、とても興味深いです。

一般の商業施設とは一線を画すゾーン。

オフィスエリア。

完全にシースルーなオフィススペース。

最近は、オフィスと商業施設の垣根が無くなってきました。

その代表例が、TSUTAYAのSHARE LOUNGE」

時間貸しの執務スペース。

もちろん、TSUTAYA BOOKSに併設されています。

そしてティー専門のスタバ。

見慣れない赤い色が不思議な感じです。

この他の店舗

興味を引いたのがこの2つ。

1つはスマホでレンタル予約するバギー

もう1つはオンラインインフォメーション

こちらのバギーは有料。

多くのショッピングセンターでは無料のところが多いけど、この有料、どのように使われていくのか、こちらも興味深い。

そしてオンラインインフォメーション

各所で設置され始まったのは知っているけど、実際に利用しているを初めて見ました。

でも、これならモニターを置けばそこにインフォメーションセンターが出来上がる。

便利と言えば便利。

ロボットのところもありますから、定型的な案内は合理化が進むのでしょう。

地下は4月にオープンしているフーディーズガーデン。


そして、恵比寿ガーデンプレイスの名物と言えば、このバカラのイルミネーション。

今年は11月12日から。

ちょうど、テスト点灯をしているようでした。

これが点灯するとクリスマス気分になります。

すっかり風物詩になりました。

何事も「継続は力なり」ですね。

今回、視察してみて感じたのは、やや手前みそになりますが、下記の連載で書いた「テナントミックスの変化予測」

これがそのまま具現化していました。

興味のある方は是非下記の原稿を読んでください。

将来を予測しています。

第39回 アフターコロナで変わる!ショッピングセンターのテナントミックス後編

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-