SCアンドパートナーズ

VOL.837 「コロナ禍のリアル開催とオンライン開催」

今月(10月)は、リアル開催とオンライン開催のセミナーを行いました。

まずは10月13日にリアル開催


場所は明治記念館

あまり行くことの無い明治記念館ですが庭が広くて素敵です。

館内を歩いていくと何ともおごそかな雰囲気が。

ちょっと気おくれします。

会場は、「丹頂の間」

何だか、冠婚葬祭のようです。

会場。

いつもこの状態を見ると緊張します。(どんな方が来るのかなー、と)

テーマはテナントリーシング業務

この手順を4時間かけて解説します。

4時間は結構な長丁場。

参加の皆さまもお疲れのことと思います。

最近までリアル開催は、私はパネルが立てられた席に座り(着座のまま)マスクをして話します。

動けない。

これではオンラインのZOOMと変わらないのでは、と思っていましたが、今回は距離を取ってマスクを外すことが許されたのでかなり楽になりました。

マスクしたまま4時間話をするのは結構ツラいので助かりました。

リアル開催は集客に不安がありましたが、予想を上回る方の参加があり、皆さまに感謝です。

やはり、リアルの方が皆さんの表情が分かるので話すポイントや時間配分などを調整していけることが最大のメリット。

質問もフェイストゥフェイスで答えやすいです。

そして、10月25日はオンラインセミナー。

こちらは完全オンライン開催(ウェビナー形式)

私は開催事務局へ行って、そこから入室。

この画面に向かって4時間しゃべり続けます。

皆さんの顔は見えません。

テーマは、「SCビジネスの基礎」

参加の皆さまには事前に資料を送付します。

今回は基礎的な内容から今後の考え方まで。

日頃、連載などでお伝えしている内容を事例も含め解説。

オンライン開催の質問はチャットで送られてきます。

名前も顔も社名すら分からないので、質問の主旨はチャット上のテキストのみで判断し、お答えします。

だから、その回答が的を射ているのかとても不安ですが、とにかく、質問者の意図をイメージしながらお答えします。

■このリアル開催とオンライン開催は一長一短

リアル開催は、対面。

だから、顔を見ることで納得度合いも分かり、質問の時も社名も役職も分かるので答えやすく双方向で対話が出来る。

質問者が、不動産会社なのか、小売企業なのか、AM会社なのか、PM会社なのか、これだけでも大切な情報。

参加者も会場に来てしまうことで、その時間集中できる。

逆に移動というコストがかかります。

一方、オンライン開催は、移動は不要、服装にも気を使わず参加でき、場合によっては他の仕事をしながらでも聴くことが出来る。

そして、どこからでも参加可。

移動が不要。

その代わり、参加者同士や講師との名刺交換やコミュニケーションは取れません。

本当に一長一短。

今後は、両方を使い分けていくのでしょう。

私としてはやっぱりリアルがありがたいです。

参加の皆さまが、納得しているのか、退屈しているのか、腑に落ちているのか、質問をしたいのか、などなどリアルタイムで分かるので時間配分や内容の強弱もつけやすい。

今後は、

●著名な方の講話や企業の事例紹介など一方的に聴講する時はウェビナー

●知識や技術の習得セミナー、(OJTに近い)実務セミナー、特に専門性の高い場合などはリアル開催。

そんな分類になっていくのでしょうか。

色々、創意工夫の毎日です。

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事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-