最近、値上げのニュースが多い。
でも、海外に行くと日本の物価安は相当のもの。
先週行ったシドニーでも水のペットボトル400円、スーパーで買うビールが500円、ランチは2~3,000円が普通。
こりゃ、オーストラリアからニセコに押し寄せるのも分かる。
アメリカでもマクドナルドのバイトの時給が、17ドルと聞く。(17ドル✕140円=2,380円/h)
ビックマック指数をネットで見ると、1位はスイスの925円
10位の中に日本はいません、、、。
何と、日本は41位の390円
中国(31位)、韓国(32位)、タイ(33位)、ベトナム(40位)より安い。
ビックマック指数は、購買力平価の議論で使われるので、一概に物価を語るには無理はありますが、少なくとも日本は安いらしい。
20年前、韓国に行ったとき、バイトの時給が300円/h、地下鉄の初乗り50円だったと記憶しています。
その時、「韓国って物価が低いなー」なんて感想を持ったけど、いつの間にか、どうやら逆転されたらしい。
昔は、外資系テナントの日本誘致の際、「日本は土地も物価も水道光熱費も高いよ」なんて説明していたのが嘘のよう。
コロナ前、技能実習生の拡充などが話題になったけど、このままだと、日本を選んでくれなくなるのでは、なんて心配にもなる。
そして、近い将来、日本人が海外に出稼ぎに行く時代になるのかもしれません。
優秀な人は海外へ、お金の欲しい人も海外へ。
日本の空洞化、そんな不安を海外に行くとひしひしと感じます。