6回に分けて報告してきたシドニー記
最後は雑感です。
コロナ禍になり、人の移動が制限され、こちらシドニーもその影響なのか、街には空き店舗が目立ちます。
でも、以前、このコラムでも書きましたが、日本の街づくりは車優先で造られてきた感じがしています。
今、それを何とか歩行者に取り戻せないかと思っていたところのシドニー。
街を人に返しているような気がします。
日本もこういった流れになることを期待したいですね。
今回、2度目の訪問ながら、前回はスケジュールの関係からどこも行くこともなく終わってしまったので今回はゆっくり周りました。
その印象は、「歴史」「自然」「経済」「テクノロジー」が融合した街。
歴史的な建築物に入るとQRコードによるコントロールがされていたり、人々の日常の交通手段になっているフェリーもICカード(OPAL)で手軽に乗れたり。
古きものを残しながら、新しいものを取り入れていく「不易流行」というのかもしれません。
ノーマスクの毎日からまたマスク生活に戻ることを覚悟にシドニーを後にしてきました。
日本もコロナから脱出した生活が早く来れば良いですね。
最後のオチは、羽田空港の入国審査の手続きの「時間と移動」でした。
今、海外に行った後、時間に余裕を持って帰国することをお勧めします。
シドニーのキャッシュレスの状況、カフェ文化、交通手段、ブルワリー、物価、食事などなどまだまだ報告したいことは山ほどありますが、レポートは今回で最終回。
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