今はショッピングセンターに行くと当たり前のフードコート。
シドニーにもいい感じのフードコートがそれぞれのSCに造られています。
まずは、「Rohdes waterside」
場所は、Sydney rail netwaorkの「Rohdes駅」から徒歩5分
Rohdes watersideまでの街の景色
いい雰囲気の住宅街ですね。
駅周辺に韓国料理や香港料理などが多く、歩いている人もアジア系の方が多く感じます。
モールの中はすっきりとしたごく一般的なRSC
その中にフードコートはあります。
面白いのがモール沿いに設置された斜行エレベーター。
階段式ではなく、斜行のため、ベビーカーやショッピングカートの移動に使われています。
ただ、注意書きを見るとNGのようですが。(笑)
ユニークなのは、この斜行エレベーターが子供の遊具を貫通する造りになっていて、ちょっとしたアトラクションになっています。
場所は変わり、次は「Westfield Sydney」内にある百貨店「Myer」の地下にあるフードコート
Myerは日本では馴染みが無いですが、オーストラリアの全州に店舗がある百貨店とか。
その地下にフードコートはあります。
内装や環境はとてもカジュアル。
並ぶフードもカジュアルです。
こちらもキャッシュレスがかなり進んでいて、基本的に現金は使わない上にこういった端末やレストランでのオーダーもQRコードを使うところが多く、便利です。
そして、今回、一番驚いたのは、この「WestField Sydney」の上にあるフードコート
このビルの下層階はラグジュアリーブランドが並び、その上だからこそのフードコートって感じです。
黒を基調に自然光が入る気持ちのいい空間。
都心部でフードコートを検討する方には非常に参考になると思いました。
ユニークなのは、周辺の地形を含め、建物構造を工夫しながら上下階が一体になった環境を作り出しているところ。
このフードコートの奥のカフェの横には、JPモルガンのオフィス。
日本では、管理上、商業施設とオフィスは隔絶しますが、ここはシームレス。
こんなに商業施設とオフィスが融合しているのは初めて見ました。
上下階の融合で、自分が今どこにいるのか、ふと分からなくなり、ついつい長居をしてしまうような気がします。
でも、分かりにくいわけではなく、多層階をうまく設計しています。
こちらはかなり古い施設だと思いますが、よく管理されています。
さすがWestField社です。