これまで20年にわたりお世話になった大先輩がご勇退することになり、昨日は慰労会でした。
お世話になった方も多いのではないでしょうか。
私は、2002年にSC経営士を取得した後、ずっとその方と仕事を共にしてきたように思っています。
ひょっとしたら、私が会社員である時から退社してからもずっと見ていてくれた方かもしれません。
彼は、ショッピングセンターの礎を作った玉川高島屋、シンガポールへの進出など高度経済成長を体現してきました。
そして、SC協会の事務局長、専務理事、SC経営士会会長を歴任し、この業界の中枢を担い数々の実績を残されました。
その中でも今年で16期となるSCアカデミーの創設は特筆すべきことと思います。
SCアカデミーは、SCのプロフェッショナルを養成するのではなく、企業のマネジメントを担い、新たな世界を構想する人材を育成するんだ!
という彼の思想そのままに創設。
それも今年度で15年目。
当初は受講者を集めるのも四苦八苦。
でも、毎年の実績を重ねるうちに今ではあっという間に定員。
むしろ、当初考えてきた人数よりも多くなりました。
これもその方の人望によるところが大きい。
自らで牽引してきた、そのSCアカデミーも今年度で勇退。
寂しい限りです。
SCアカデミーの教授会は、個性的な教授陣達が白熱する。
でも、彼はいつも皆の意見をまとめ着地させる。
その進め方にいつも感服していました。
それも今年で終わり。
これからは老後をゆっくり過ごすと言っていますが、どうでしょう。
また、すぐどこかで会うような気がします。
でも、もう80歳だそうです。
体を労ってゆっくり過ごしてほしいと思います。
大変お世話になりました。
そしてありがとうございました。