SCアンドパートナーズ

Vol.709 「異業種からの参入はあるか」

ショッピングセンターは不動産賃貸業を基礎とした賃料ビジネス。

敷金と売上金預かりでリスクをヘッジする。

このビジネスは今後も有効か。

もし、これを変えるとすると、それは異業種ではないかと思う。

EC業者であればECの扱い商品やサービスをリアルで提供(キャッシュレス、無人、在庫を持たず配送 etc)

その上、エンターティンメント施設やレジャー施設や行政施設とコラボレーションすれば時間消費や利便性やコミュニケーションや顧客満足は相当のもの。

今、リアルのSCではECを作ると出店した店舗の在庫を補足しようする。

しかし、この場合は、全くその逆だ。

テナントという発想も無い。

ガソリン車からEVに代替されることでソニーやアップルが車産業に乗り出すのと同じように異業種がショッピングセンター(この場合は、もうショッピングセンターでは無いと思うが)に乗り出すことでアナログな活動を一気にデジタルに置き換える。

そんな時代がすぐそこに迫っている。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-