夙川グリーンプレイスが9月3日にオープンしました。
グリーンプレイスとしては、吹田、甲子園口、そして今回の夙川で3施設目
場所は、JR神戸線「芦屋駅」から東に向かって歩いて20分。
駅前という感じとはほど遠い場所。
このグリーンプレイスシリーズは、どこも住宅立地に低層で最寄性のあるもの、生活に必要なものやサービスを集めています。
ここも真ん中の広場を囲んだ低層商業。
真ん中の広場を囲んでお店が並びます。
奥まで行くと子供達の広場
ここは30分に1回、霧のスモークが出るので子供達は大喜び。
施設はそれほど大きく無く、スーパーマーケットを核としたNSC。
ドラッグ、クリニック、クリーニング、レストラン、ベーカリーなどが並びます。
用途地域の関係でしょうか。
建物が分棟になっているので敷地分割の上、建築確認申請したように感じました。
そして、不思議なことにテナントの中にファストフードが1店舗もありません。
サーティンワンアイスのようなちょっとしたものを置きたくなりますが、地域性でしょうか。
人気はベーカリーの「サニーサイド」
店内はパンを買う方で長蛇の列。
イートインはもちろん外のテラスも芦屋の奥様達でいっぱいです。
このサニーサイド、関東の人には馴染みが無いですよね。
私も知りませんでしたが、こちらでは人気のお店だそうです。
買ってみて驚いたのは、レジの対面飛沫防止用パーテーションなどが固定で造作されていること。
Withコロナですね。
そして、精算もパンに着いているバーコードをスキャンするのではなく、レジ台にパンを置くだけで、その形をスキャンして商品を判別し、精算するシステム。
レジの進化と非接触が進んでいます。
行ったのは平日の11:30。
ところが既に駐車場は満車。
誘導員の方が謝り続けていました。
聞くと、スーパーマーケットは平日の午前中が混むのだそうです。
私の住んでいる横浜市青葉区にあるあざみ野ガーデンズの食料品館も品揃えが充実している平日の午前中が混むので同じようなライフスタイルなのでしょうか。
これまでのNSC(ネイバーフット型SC)は、最寄り品の買い物の場所でしたが、これからはこうやって住宅立地にゆったりくつろぐ場所を備えたNSCが増えてくることでしょう。
2000年代、アメリカで主流になった「ライフスタイルセンター」の時代が日本にもやってきたのかもしれませんね。
でも、こういった設えを作って地域に受け入れられ、コンセプト通りの利用の仕方を期待出来るマーケットはかなり限られると思いますので、どこにでも作れる訳ではないのでご注意を。
芦屋駅までの帰り道、道路の交差点で誘導している警備員さんがいたので「何しているのですか」と聞くと住宅地の方を指さして「今、幼稚園のお迎えの時間なんですよ」と。
見ると子供達を迎えにきたお母様がたくさんいて、「やはりこういう土地柄なんだな」と感心しながら帰ってきました。
何はともあれ、夙川グリーンプレイス開発の皆様ご苦労様でした。
ps
夙川(しゅくがわ)、最初、読めませんでした。笑