2021年7月30日、経済産業省から昨年2020年の「電子商取引に関する市場調査」が発表されました。
例年よりやや遅い発表ですね。
コロナ禍に入り、よほどECの取り扱いは伸びたのだろう、と思っていたところ、結果は、「前年比0.43%の減」
えっ、減?
と驚きますが、物販系は伸びているもののサービス系が落ち込み、集計すると2019年とほぼ変わらない取り扱い高となったようです。
細かく見ていくと、物販系は21.71%の増、サービス系は36.05%の減、デジタル系は14.90%の増。
やはり、旅行や興業のチケット販売などのサービス分野などが大きく落ちているようですね。
これを他の業態と比べると以下の通りとなります。
この1年半、ECの伸びが指摘されてきましたが、肌感覚として物販系がわずか20%程度の増と言うのがちょっと意外でした。