ショッピングセンター、百貨店、チェーンストアの2020年(暦年)での売上が出揃いました。
それぞれの業界団体からは以下のような発表がありました。
■日本ショッピングセンター協会
既存SC前年比 : ▲22.3%
SC年間売上高(推計) :24兆9,677億円(前年比▲21.9%・消費税抜・全SCベース)(速報値)
■百貨店協会
令和2年年間売上高は、既存店ベース(店舗数調整後)で25.7%減(3年連続/4兆2,204億円)
インバウンドは、80.2%減(686億円)と4年ぶりに前年実績を下回った。
■チェーンストア協会
(総販売額) 12兆7,597億円余
(対前年比) 店舗調整前 102.6% 店舗調整後 100.9%、5年ぶりのプラスになった。
このように2020年は新型コロナウイルスの感染拡大によって百貨店とショッピングセンターの売上高が大きくダメージを受ける一方、チェーンストアの売上高は前年比を超えることとなりました。
我々は、この動きをしっかり記憶に留め、次の災禍の時の知恵とすることが大切になるでしょう。
出所
日本SC協会
http://www.jcsc.or.jp/cat_sales/p_20210225_61242
チェーンストア協会
https://www.jcsa.gr.jp/public/data/R02_rekinen.pdf
百貨店協会
https://www.depart.or.jp/store_sale/files/202012zenkokup.pdf
※グラフのダウンロードはこちら
SC百貨店チェーンストアEC売上高推移