SCアンドパートナーズ

Vol.485 「SCは、”来店”か、”来場”か」

SCへお客様に来ていただくことを「ご来店」と呼ぶのか、それとも「ご来場」と呼ぶのか。

どちらが適当なんだろう?

と、下記のPOPを見て、ふと考えた。

「そんなことどっちでもいいのでは」とも言われそうですが、とても大切な概念だと思ったので今日はコラムにしたいと思う。

ご来店とは、「お店」に来てもらうこと。

ということは、売場。

モノを買ったり、サービスを受けたり。

百貨店であれば、確実に「ご来店」だろう。

では、ご来場とは?

その”場”に来ることが目的になる。

だから、””と定義してしまうと、その「ドメイン」は限定される。

でも、””とすれば、その生存領域は大きく広がる。

しかし、SCは、「Shopping Center」の略。

ということは買い物の場所? お店の集合体?

人口減少時代においてこの定義では、この先、厳しくなるのは自明。

ちょっと、禅問答のようになってしまったが、「定義に縛られてしまったビジネス」「定義に拘るがあまり進化が止まってしまったビジネス」は衰退することが多い。

長く続く老舗は常に革新の連続と聞く。

生存領域=ドメイン

「ご来店とご来場」、この呼び方が自らの生存領域を決めるならば、SCは”ご来場”が適当ではないかと思うのですが、お客様にとっては、このPOPに”ご来店”と書いてあっても”ご来場”と書いてあっても特に差は無く、どちらでも違和感を感じないとは思います。

ただ、EC時代においては、お客様が「快適に楽しく時間を過ごす場所」を提供することが今後ますます大切な時代になると思っています。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-