SCアンドパートナーズ

Vol.465 「連載への意見で感じたメンタルブロック」

2020年12月16日にリリースした下記の連載第13回に多くのご意見をいただきました。

ありがとうございました。

ウィズコロナ時代のショッピングセンター経営13 脱賃料依存 テナントの企業成長からSCが収益を得る方法

普段、連絡をいただいていない方からもメールをいただき驚いております。

頂いたご意見のほとんどは

「その通りだ」

「時代の趨勢だ」

「すでに検討してる」

「賛成です」

「面白い」

「同じことを考えていた」

と、皆さん、今のSCの「賃料に偏るビジネスモデル」「アナログな労働集約的運営管理」に疑問や課題や閉塞感を抱いていることを切実に感じたところです。

コロナ禍によってそれが加速されたのかもしれません。

でも、それとは逆に

「そんなことできないよ」

「テナントに複数社が出資したらどうなるのか」

「運営管理が難しくなる」

「今のSC社員に出来るのか」

といったネガティブはご意見もいただきました。

色々な意見があることは良いことです。

でも、やる前に「出来ない理由」を並べるのは、「やりたくない」証拠です。

出来ない理由を探しても何も生まれません。

出来ない理由を10個探している時間があれば、1個だけでも動いてみませんか。

新しいことに取り組むのは怖いし、リスクは必ずは伴います。

でも、これもあくまで一つのプランに過ぎません。

これを改良しても良いし、全く異なるものでも構いません。

とにかく、今は、人口が減少し、在宅ワークが進み、国民の年収は下がっています。

震災の時に復興税が導入されたように「コロナ税」が導入されれば税金は上がります。

だから、確実に今のSCビジネスの延長では収益は下落(低下、減少、衰退)することは目に見ています。

あと数年で定年を迎える人はさておき、これから10年、20年、30年と働く人に聞きます。

「今のままのSCビジネスモデルが永遠に続くと思いますか?」

今は、とにかく動かないといけないのです。

そこには必ず、メンタルブロックが存在します。

コロナ禍の今こそ、この自分のメンタルブロックをいかに外すか。

そこにかかっているのではないでしょうか。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-