昨日からアメリカ大統領選が気になりますが、驚くことに真っ二つに分かれていること。
先日の大阪都構想の住民投票もほぼ半々。
令和は分断の時代が訪れるのかと心配になりますね。
皆が同じ方向を向くより、意見が分かれる方が健全なのかも知れません。
ただ、それが争いにならないことが条件ですが。
最近、やはり、よく聞かれるのは、「コロナはいつ終わると思いますか」
残念ながら、この答えは「分からない」です。
何故なら収束には2つのパターンがあります。
1つは、デング熱、エボラ出血熱、SARS、MARSなど最近、広がった感染症のように知らずに収束するパターン。未だ、発症は有りますが、何故か、いつの間にか収束してしまいました。
多くの方が免疫を持ったとも思えず、これは不思議な現象です。
2つ目はワクチンや治療薬が開発され、全世界に行き渡ること。
開発を急いでいるようですが、ワクチンなどは10年単位の開発期間が必要と言われていますので、どれほど急げるものなのか見当もつきません。
そして、開発されても皆さん接種するのでしょうか。
インフルエンザでさえ、予防接種をしない人はたくさんいますので、そんなに急ごしらえした薬を自らの体に入れるのに抵抗がある方も多そうです。
今朝の新聞では、日本も1日1,000人を超えたとか。
1日5万人を超えるフランスに比べたら少ないとは思いますが、まだまだ、SARS MARSのように消えていくとも思えないですよね。
こんな状況を鑑みて、航空業界では昨年までの完全なグローバル経済に戻るのは、2024年と見る方も多いようです。
こんな事態ですから来年開業の施設は少し様子を見る必要はありますが、開業が2023年以降の案件は、開発の準備を怠らず進めるべきでしょう。
2024年、グローバルな社会が戻った時、その上昇気流に乗ることを考えた準備は必要ではないでしょうか。
私は、今々の日本経済の方が心配です。
このまま、あと半年、1年と続けたら、どれほどの企業と事業と店舗が残るのでしょう。
で無ければ、これがニューノーマルとした前提で新しいビジネスを始める、もしくは、この売り上げ規模を前提にして既存のビジネスの収益構造を変える。
それを考え無ければ淘汰をされるのか。
なので、
「あとどれくらいでコロナは収束するのか」
この答えを知りたがる意味はあまり無いのかもしれません。
この答えを知りたがるという事は、「いつまで我慢すればいいのか」「いつになったら元に戻るのか」この2つが多いとするならば、
1.我慢することより、今やることがある。
2.長期なプロジェクトや答えが出るのに長い年月がかかる仕事において完全に戻るのを2024年に設定して動く。
この2つではないでしょうか。