SCアンドパートナーズ

Vol.476 「グランエミオ所沢第2期開業」

2020年9月2日、第2期が開業した「グランエミオ所沢」

事業者の発表では、

「既存の駅舎・一部既存店舗を活かしつつ、新たに線路上空と東口社有地に加え、西側の店舗跡地を活用し、線路上空には地上3階、東口には地上5階建(店舗1~4階、駐車場4・5・屋上階)の鉄道施設を挟んだ東西を一体化した駅舎と商業施設からなる複合施設です。」

ということで2014年から長きに渡って駅改良と商業施設開発と同時行ってきた工事。

今回の竣工は、担当の皆さんの喜びもひとしおと思います。

駅もすっかり近代化され、利用客の利便性は格段に上がったことでしょう。

この鉄道工事と商業施設の開発は、安全性が最優先され、かつ、工事も終電後になることも多いため、仮設と支保と夜間工事。

それはそれは大変な工事。

ご苦労様でした。

改札を出るとこんなゆったりとした空間。

さすが西武。

ソーシャルディスタンスも可愛い仕掛け。

なかなかやります。

SC名称はポップなデザインですね。

コンコース階は路面店のような造りで回遊性も保たれています。


出所:https://www.seibupros.jp/pdf/news/link/20200902.pdf

改札を出ると八の字動線。

ユニークですね。

館内に一歩入ると吹き抜け。

1階へ降りると食料品のフロア。

核店舗のスーパーマーケットは「THE GARDEN」

その他多くの食料品、DELIなど食関連が揃います。

駅利用者だけでなく近隣の方も便利になったことでしょう。

飲食店も充実です。

所沢駅、残念ながら土地勘が無いのですが、乗降人員を見ると東急田園都市線「二子玉川駅」と同じく約10万人。

郊外の中核駅でしょうか。

駅前には西武百貨店。

百貨店が成立する市場規模が存在するようです。

ちょっと気になったのは、グランエミオに隣接するこちら「西友」

店内にこんなポスターが。

ウォルマート流なのでしょうか「EDLP」戦略。

EDLP戦略は否定しませんが、隣接した施設と「真っ向勝負」とは、、、。

地域間競争の激しい今、もっと地域を盛り上げる取り組みに経営資源をかけても良い時代ではないと思います。

所沢を盛り上げる大所高所に立った懐の深さを期待します。

さて、グランエミオ所沢の概要は以下の通りです。

計画概要(西武ホールディングスのリリースより)
・事業主 西武鉄道株式会社
・企画、開発、施設管理 株式会社西武プロパティーズ
・企画支援、開発支援、商業施設運営 住友商事株式会社、住商アーバン開発株式会社
・事業費 268 億円
・所在地 埼玉県所沢市くすのき台1-14-5
・敷地面積 約 39,400 ㎡ (西武鉄道ビル敷地を含む)
・延床面積 約116,000 ㎡ (増築:約66,600 ㎡ 既存:約49,400 ㎡)
・構造 鉄骨造
・階数・高さ 地上5階・地下2階 最高高さ29.65m
・店舗面積 約18,500 ㎡
・店舗数 126 店舗 (第Ⅰ期77 店舗、第Ⅱ期49 店舗(1 店舗未定))
・駐車場台数 494 台 (第Ⅰ期374 台、第Ⅱ期120 台)
・駐輪場台数 1,599 台 (第Ⅰ期829 台、第Ⅱ期770 台)
・設計 株式会社東急設計コンサルタント
・施工 西武・前田建設共同企業体
・工期 2016 年8月~2020 年7月
・開業 第Ⅰ期 2018 年3月2日
第Ⅱ期 2020 年9月2日

出所 https://www.seibupros.jp/pdf/news/link/20200902.pdf

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。岡山理科大学非常勤講師、小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-