7月、レノボ・ジャパン合同会社が発表したコロナ禍における働き方の変化と在宅勤務へのテクノロジーの貢献に関する意識調査で、「在宅ワークは生産性が下がる」と回答したのは日本が多かったと言う。
「2020年9月29日日経新聞データで読む」より。
そして、コレクトバンクが8月25日発表した働き方やお家時間の変化に関するアンケート結果では、「在宅勤務の方がオフィスよりも低効率」との回答が多かったという。
コレクトバンク調査(8月25日gooニュースより)
この他の調査も見ても、どうも日本では在宅ワークの評判が悪いらしい。
その声は、「在宅ワークの設備が整っていない」「仕事に集中できない」「タイムリーな報告相談が出来ない」「仕事モードにならない」などなど。
突然の在宅ワークで環境が整備されていなかったことや日本の住居事情はそもそも仕事するように作られていないことも大きいのだろう。
その他、よく言われるのが、日本の雇用形態がジョブ型ではなく、あいまいなミッションにある、など。
「仕事モードにならない」のは習慣として定着していないせいか。
コロナ禍は、19世紀から始まった工場制手工業以来の大転換になるのか、はたまた、元に戻るのか。
通勤が大変な日本こそ、在宅や近くのコワーキングスペースをうまく活用して働く人のストレスや疲労を軽減する方が良いと思うのですが、人はやはり集まりたいものなのかもしれませんね。