ショッピングセンター業界は、このコロナ禍によって、休業、賃料減免、売上減少で今年度の経営成績は惨憺たるものになるだろう。
こういう時に巻き起こる声は「投資抑制!、経費節減!」だ。
収入が落ちれば費用も同様に削減するのは当然と言えば当然。
でも、単に経費節減!だけを叫んでも働く皆のモチベーションも上がらなければ、場合によっては社員に負荷がかかることもある。
ここは、これを良い機会と捉えて業務のリストラクチャリングに取り組むべきだろう。
でも、今回の業務の見直しは、コストダウンではダメ。
あくまで業務の流れと不要業務を洗い出すこと。
そして、機械化、自動化を進め、仕事の効率を上げることだ。
ところが、「いやー、これは機械に置き換えられないんだよねー」とか、「自動化は無理なんだよねー」と言う意見も出でくることもよくある話。
でも、機械化自動化出来ない業務は、思い切って、その業務そのものを止める(無くす)ことが出来ないかも考える必要もあるだろう。
その仕事をずっと担当してきた方のアイデンティティを失うことになることもあろう。
でも、そこは工夫するしかない。
とにかく、経費一律20%カット!のような乱暴な指令では無く、社員も痛みを分かち合いながら、ここを乗り切ることも大切だと思う、
機械化自動化出来ない業務は止める勇気を持とう。