SCアンドパートナーズ

Vol.357 税金の使い道を転換する時では?

医療従事者の劣悪な作業環境をテレビで観ると心が痛みます。

ゴミ袋を被って診察している姿は見るに堪えません。

これまで日本の税金の使い方は、有効需要論から離れられず、かつ、自分の地元に公共投資を引っ張ってることが続いています。

高速道路に橋に整備新幹線などなど。

これは、日本全国を同じようなサービスを受けられるようにすることかもしれません。

でも、すべて東京を起点に張り巡らされた整備方針のような気がします。

そして、経済浮揚、経済対策、有効需要を創出するため。

でも、今は高齢化と人口減少の時代。

大切なのは、そんなことではもう無くなってきたことが、今回、はっきりと分かりました。

今、日本ではマスクは90%以上が輸入、食料自給率は30%台。

人工呼吸器すら無い。

人口の高齢化と減少は、相当前から分かっていたこと。

この何十年、我々は何をしてきたのでしょう。

そして、地方分権と言いながらの中央集権。

今回、緊急事態宣言の自粛要請する施設(店舗)まで中央政府と地方行政が反目しあう事態も発生した。

でも、今は地方行政の方が早く、保証や対策を打っています。

生活に近い地方行政が迅速な対応を取れることは当たり前の話。

税金の使い道と地方分権。

この2つ、本当に見直す時期に来ているのではないでしょうか。

※下の写真は、私のふるさとで進められている高速道路建設。
山を切り開いて造っていますが、これ、いつ着手の決定がなされたのでしょうか。

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事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-