建物賃貸借契約が定期借家契約になったことによる固定賃料化の妥当性を昨日は主張した。
今日は、歩合制ではなく、固定賃料になる必然を伝えたい。
それは、テナントの多様化だ。
これまで売上売上と叫んでいたSC、そのSCに出店しているアパレル比率は18%まで低下した。
その代わり、食関連はもちろんだが、その他にも多種多様なテナントが増加した。
医者、代理店、受け渡し、宅配、郵便局、行政、ショールーム、保険相談などなど。
人々の生活に必要なものばかりだ。
これらの店舗には、そもそも売上が無い。
これまで、アパレルを中心にMDと称してテナントミックスを行ってきたが、MDでは語れない店舗。
これらの店舗に歩合賃料は馴染まない。
そして、営業指導や接客ロープレの対象にならない。
こういった歩合賃料が馴染まない店舗が増えれば、固定賃料は必然だ。
顧客の高齢化は、このシェアはますます増えていく。