キャナルシティ博多は、開業が1996年。
既に20年を超える。
でも、開業当時の輝きはいまだ健在。
そこにはデザインのクオリティもあるが、常にエンターテインメント豊かなイベントが開催されることも大きな理由だろう。
今はクリスマスの時期。
サンタクロースが所狭しとパフォーマンスを繰り広げる。
パフォーマンスも素敵だが、上の写真のバックを見て欲しい。
実は、白く見えるバックはホテル(グランドハイアット)の大きなウインドウ。
この大きなウインドウをイベントを開催する時だけ、そっくりカーテンで覆い、光を遮る。
そして、パフォーマンスが終わる同時にこのカーテンは上がり、ホテルから灯りが広がる。
細かい演出だ。
そして、噴水のショー。
この噴水のショーだけでも十分に迫力だ。
20周年の時、かなり大きなお金をかけて噴水の更新工事を行ったと聞く。
売上につながるかどうか分からない設備投資を実施することはなかなか勇気がいるもの。
でも、彼らはそれを続けている。
このキャナルシティ博多のある場所は、その昔、かなりいかがわしい場所として市民に認識されていた場所。
そこに福岡地所が大胆にも、ホテルとオフィスと商業施設の大型複合施設を開発した。
恐らく、実現までには艱難辛苦の道のりだったと思う。
この色あせないキャナルシティ博多の実現は、そのデベロッパー魂と博多を盛り上げていく気持ちが天神や博多駅から離れた場所にも関わらず、ここまで永続的成長を続けられる理由だろう。
近い将来、地下鉄の延伸によって目の前に駅が出来ると聞く。
その時は、第2の開業期。
その時、何をやるのか。
今から楽しみである。