SCアンドパートナーズ

Vol.281 「店舗巡回で気をつけること」

最近、SCの運営におけるテナントコミュニケーションの研修を依頼されることが増えた。

やはり、入居するテナントのスタッフの皆に気持ちよく働いてもらうために普段の悩みを聞くことも大切だし、日々の売れ筋やお客様の動向を把握するのも店舗のスタッフに聞くことがリアルタイムで正確。

だから次の施策に生かすためにもテナントコミュニケーションが大切だ。

でも、この店舗巡回でいつも気になることがある。

それは店頭に立つSCのフロア担当や営業担当の立ち位置。

立っている位置と向き。

SCに行くと店頭のリースラインのところでお客様に背中(お尻)を向けて、店内にいる店長とおぼしき人にヒアリングしている姿をよく見かける。

見ただけで「あ、この人はSCの人だな」と一目瞭然。

店舗ヒアリングを目的化してしまい店頭であれこれ聞くことに夢中になり、「お客様に背中を向けたまま」話し込む。

これはいただけない。

販売の邪魔にならないように。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-