コレド室町テラス
開業まもないこともあって平日にも関わらずの混雑。
でも、意外に観光というより近隣で働く人たちもたくさんいる。
日本橋も働く場所としての地位を固めてきた証拠だろう。
今回の目玉は何と言っても誠品生活。
日本進出がやや遅きに逸した感はあれど、やはり、待ち望んでいたお店の1つには変わりない。
雑貨から書籍から文具から見ていて楽しい。
元々、誠品生活はその土地土地のものを大切にする。
そのコンセプトもここでも有効のようだ。
台湾や香港で見る誠品生活とはひと味違う。
どこが違うか、とそこまでしっかり見る時間が無かったので次回、じっくり見たいと思う。
今回、ここ「コレド室町テラス」を見て感じたこと。
それは次の3つ。
1.三井不動産株式会社の開発力
2.施設名のシリーズ化によるブランド形成
3.日本橋の街づくり
日本橋地区を次々に開発する三井不動産の開発力には驚く。
相当の時間と努力だろう。
そして、「コレド」のシリーズ化。
三井不動産という会社は、ららぽーと、三井アウトレットパーク、ららガーデンなど施設名をシリーズ化、ブランド化することに長けていると思う。
いろいろなテストマーケティングを経て、類型化しビジネスモデルとして作り上げる。
そして、街づくり。
三菱地所の大丸有と、ここ三井不動産の日本橋の街づくり。
単なるビルの建設、特区を活用した容積割増、賃貸床を確保した利回り確保。
そんなことは当たり前に、その次の街や人や文化や歴史を作ってるように感じる。
100年先の街づくり。