女性の就業者数が初めて3,000万人を突破したと労働力調査。
働く人の女性比率は44%。
非正規雇用も多く男女の待遇格差など課題も多いものの昔から言われるM字カーブの解消に近づいているようだ。
この先、欧米に近づいていくのだろう。
ここでショッピングセンターや商業施設の業界としては考えなければならないことがある。
1.就業場所として。
女性が働きやすい職場環境と就業条件を積極的に整備して多くの働く女性の受け皿となることが急務。
設備的な対応はもちろんのこと、就業時間、就業形態、保育、休暇などなど。
やることはたくさんあるはず。
2.お客様として。
まず、女性の就業率の増加は平日昼間の来店客数の減に直結する。
働くようになれば買うものも変わる。
加えて、買う時間も変わる。
もうじき、女性の半分が50歳以上になる日本社会。
働く女性の増加と共にショッピングセンターや商業施設の提供するものは、今後、大きく変わることだろう。
その変化に着いてこれないと「売れない売れない」とぼやくことになるからご注意を。