SCアンドパートナーズ

VOL.1030 「CENTRAL PARK MALL ジャカルタ」

セントラルパークモール(ジャカルタ)は、2022年に阪急阪神不動産が取得した施設

訪れた時間が夜だったため、ライトアップされ、まるでラスベガスのベラッジオのような雰囲気

そして、巨大

中に入れば圧倒される空間

面白いと思ったのは、アトリウムに張り出した床

メルボルンの「チャドストーン」でも見たパターンと同じ作り方。

賃貸床がアトリウムに浮いているデザイン

ジャカルタには無数にモールがあるが、どこも洗練されているし、テナントの視認性も十分に確保され、顧客の動線設計も素晴らしいところが多い。

かなりモール研究が進んでいるのではないだろうか。

テナントは、グランドインドネシアの回でも指摘しましたが、日本から撤退してしまったテナントや日本に無いテナントも多く、充実度は高い。


ここに来てまず目を引いたのがこのパイプ

恐らく隣接するモール「ネオソーホーモール」との連結だろうと思ったらその通り。

隣接するネオソーホーモールとは、このパイプ形状の歩行者通路と地下でも連結されている。

そして、このネオソーホーモールも2023年に阪急阪神不動産が取得したと聞く。

2つ合わせて相当巨大なモールとなる。

あまりに大きく全景が見えないので、同施設のHPから写真を拝借

これがセントラルパークモール側

公園を抱き込むようなデザイン

そして、隣接のネオソーホーモールまでも含めて撮ったものがこちら

これは人間のめの高さからは見えませんね。

人口2.8億人の国の力に圧倒されます。

取得スキームの詳しい説明は同社のリリースを参考にしてください。
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/c133084da344b1150559758c9362dbb7442f471e.pdf

この記事を共有する

CONTACT USお問い合わせ

これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-