SCアンドパートナーズ

VOL.1048 「2回目のインバスケット研修講師」

今週は、企業のインバスケット研修でした。

インバスケット研修の講師を務めるのは2回目

1泊2日の密度の濃い時間を過ごしました。

インバスケット研修のインバスケットとは、昔、机の上に置かれた「未処理箱」のこと。


こんなイメージです。

確かに、パソコンが普及する前は、メモや伝達を紙で伝えていたので、机の上にこんな箱が置いてありましたね。

朝、出社すると色々処理しなければならない稟議や伝票やFAXが重なっていました。

インバスケット研修は、この重なった書類を処理していくゲーム感覚の研修です。

進め方は、架空の人物になり、制限時間の中でここに積まれた書類を処理していきますが、今回は、送られてきたメールへ対応します。

自分を取り巻く上司、同僚、部下、取引先からの報告、連絡、相談、要望、要求など色々なメールが届いているので、それを処理していきます。

ルーツは、アメリカ空軍で開発されたものと聞いたことがありますが、真偽は分かりません。

この研修を受けることで、自らの判断基準や抜け落ちていた視点も分かり、主体性や柔軟性を高めることに役立つので、多くの企業で教育・研修ツールとしても使われているようです。

制限時間があることがやはりポイントで、かなりなボリュームがある処理案件に対峙した時、その方の本質が出てくるようです。

なので、予め、この研修の内容を知ることなく、純粋に受けた方が自らの真の姿が分かって良いと思います。

受講する方の年次によって、基礎力を高めたり、マネジメント力を高めたり、目的は異なるので、その汎用性は高いようです。

今回は70名とかなりな人数の受講者でしたので、色々な意見が出て、私もとても勉強になりました。

グループワークも随時挿入するプログラムになっているので、全員参加、これもリアルならではの醍醐味です。

そして、皆との会話も多いので、社内ネットワークの構築にも役立ち、ショッピングセンター企業のような施設が点在していたり、施設によって業務の進め方が異なっていたり、普段顔を合わせない方も多かったりするので、こういった集合したリアル研修の価値は高いですね。

受講者の皆さん、お疲れ様でした。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-