昨年、執筆を依頼された一般財団法人 建築保全センター発行の機関紙「Re(アールイー)No.225」が発刊されました。
今回書きたかったのは、「街の中地性」でした。
古来、街の中心は、日本ではお城や神社仏閣、欧米では広場や協会が街の中心地性を持っていました。
私の子供の頃の遊び場は神社の境内
そこに行くと誰かがいて、学級や学年を跨いだコミュニティ
街の中心地性は、物理的な構造物の他にも、こういった生活やヒエラルキーや宗教と言った精神性を重ね合わせ、人々に安心感をもたらしていたように思います。
それが、今は駅という存在がすべての中心として語られるようになりました。
不動産物件も「駅徒歩○分」
「どこに住んでるの?」「○○です」
この○○には駅の名前が入る
人々は毎日、家を出て駅に向かう。
街の中心地が駅になっている今の時代、駅はどのような進化をしているのか?
駅は街にどのような貢献をしているのか?
駅は我々にどのような精神的安定性をもたらしているのか?
駅の意義と役割と存在価値を問う。
そんなことを書いております。
全文はこちら
街の中心地性を担う駅の役割と責任
この機関紙「Re」はこちらから購入することが出来ます。
↓
https://bmmc.or.jp/gyoumu5/
一般財団法人 建築保全センター
私以外にも多くの方が執筆しているのでかなり読み甲斐のあるものとなっています。