SCアンドパートナーズ

VOL.1133 「 SCの営業時間が全店統一でなくなってきた8つの理由」

ショッピングセンター(SC)では、長らく営業時間の全館統一を標榜してきた。

「朝10時開店、21時閉店」などSC全体の統一が当然であり、それが最適解であると誰もが疑わなかった。

しかし、最近、いくつかの要因でそこに風穴が開きつつある。今回は、SCの営業時間の在り方をテーマとする。

「QVB Sydney」

SCのジャパンスタンダード「3原則」

 海外では、テナントごとに営業時間が異なる商業施設に遭遇することが多い。それも開閉店の時間だけでなく、商業施設の営業時間内であるのに「しばらくの時間、閉店します」とドアに掲示し、閉店する店舗が散見される。これについて経営者は、「客の少ない朝や夜間は店を閉めることで、コストを最小限にしたい」と言うが、テナントの営業時間を統一することが原則になっている日本から見ると驚く。しかし、海外ではいたって普通に行われている。

 

「QVB Sydney」
「Sylvia Park Auckland」内で一時閉店している店舗

続きはこちらから↓

第105回 SCの営業時間が全店統一でなくなってきた8つの理由

この記事を共有する

CONTACT USお問い合わせ

これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-