2024年9月の各業態の売上状況は、
SC +7.3%
百貨店 +2.3%
チェーンストア +1.0%
休日が多かったことも奏功して全業態でプラス
相変わらず安定のチェーンストアです。
衆院選の結果を踏まえてどのような政権になるのか、私には予想も出来ませんが、来週11月5日はアメリカ大統領選
海外における戦況も予測不能
不安定な年末に向かいそうですね。
下記はこれまでの数値をグラフ化しました。
各団体からの発表は以下の通りです。
【日本SC協会】
・既存SC前年同月比売上高伸長率 :+7.3%
・休日日数の増加、館内外でのイベント開催により来館が増えたことで前年超え
<全体概況>
・ 9月度の既存SC売上高の前年同月比伸長率は、総合で+7.3%となった。
・ 前年に比べて休日日数が1日多く、3連休が2回あったことや、館内外でのイベント開催、ポイントアップなどの販促施策による来館が売上げにつながり、前年を上回った。
・ 立地別にみると、中心地域は総合で+7.5%、周辺地域は総合で+7.2%となった。
・インバウンド客に加え、3連休で国内旅行客の来館が増えたことで、立地を問わず売上げにつながったSCが多かった。
・ 業種別にみると、「ファッション」は全国的に残暑が続いたことで月前半は夏物商材が稼働、月後半に気温が低下してから秋物商材が稼働し始めた。
・「雑貨」は暑さ対策商品のほか、鞄などの旅行用品も好調だった。
・「飲食」は国内外旅行客や館周辺でのイベント参加客の来館が売上げにつながった。
・「サービス」は旅行関係、リラクゼーション、エステなどの美容関係が好調だった。
【百貨店協会】
1.売上高総額 4,229億円余
2.前年同月比(増減率)
(1)全 国 2.3%(店舗数調整後/31か月連続プラス)
①10都市(10地区) 2.4%(36か月連続プラス)
②10都市以外(7地区) 1.6%(店舗数調整後/3か月ぶりプラス)
(2)国 内 0.6%(店舗数調整後/2か月連続プラス)
(3)インバウンド(免税売上) 21.6%(店舗数調整後/30か月連続プラス)
[参考]2019年比(売上高増減率)は、-14.8%(店舗数調整後)
【チェーンストア】
※会員企業数 | 47社 / 店舗数 9,301店 | |||||
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※総販売額 | 9,945億円 | (店舗調整前) | 92.9% | (店舗調整後) | 101.0% | |
<部門別の概況> | ||||||
・食料品 | 7,167億円 | (店舗調整前) | 92.2% | (店舗調整後) | 102.6% | |
・衣料品 | 444億円 | (店舗調整前) | 96.7% | (店舗調整後) | 102.4% | |
・住関品 | 1,924億円 | (店舗調整前) | 102.7% | (店舗調整後) | 106.1% | |
・サービス | 22億円 | (店舗調整前) | 99.0% | (店舗調整後) | 102.1% | |
・その他 | 385億円 | (店舗調整前) | 66.8% | (店舗調整後) | 66.4% |
・令和6年9月度は、食料品は節約志向もあり買上点数の減少は続いているが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は良かった。
・衣料品、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。