くずはモールは、色々な点で注目される。
まず、その歴史
初代くずはモールが開業したのは1972年
松坂屋とダイエーとイズミヤを核店舗に150店舗の専門店の並ぶ大型ショッピングセンターだった。
日本初の本格的SCと紹介される「玉川高島屋SC(通称:たまたか)」の開業が1969年
それに遅れること、わずか3年でくずはモールは開業している。
当時の社会環境を考えると、この壮大なプロジェクトをスタートした京阪の先見性に驚く。
そして、その後も建て替えとリニューアルを繰り返し、50年以上も支持され続ける努力にも驚くばかり。
樟葉駅を降り、中に入ると曲線を上手に使った空間環境はいつも気持ちいい。
でも、今日来たのは、館内ではなく、外部の空間を見にきました。
コロナ禍でも果敢にリニューアルを続けていたくずはモールの仕上げは「ダイニングストリート」
飲食ゾーンをあえて外部化したゾーニング
建て替え後のくずはモールを見に来た時、「こんな方法があるのか」と驚いたことを思い出す。
でも、時が経ち、老朽化を感じさせていた外部空間が今春、生まれ変わった。
飲食ゾーンをあえての外部化。
一見の価値あり、です。