「何かあったらどうするんだ!」
この言葉の裏には、
「俺に責任が来るじゃないか」
「何かあったら俺が怒られるんだぞ」
そんな心のつぶやきが聞こえてきそうなワード「何かあったらどうするんだ!」
コロナ禍、「何もそこまでしなくても…」なんて行動がたくさんあった。
「いや、とりあえずさ、やっといた方が安全でしょ、何言われるか分からないからさ」
日本人はおもてなしの心
裏を返すと「何か言われないために色々優しくやっておこう」そんな疑念も持ってしまうほど、優しい。
サッカーの試合後、掃除をして帰る日本人
立つ鳥跡を濁さず。
でも、建物のドアを後から来る人のために押さえていてくれる人はほぼ皆無な日本人
海外に行くと普通に後の人のためにドアを押さえてくれるシーンに出会う。
ところが日本人は、一旦知り合いになった途端、とても親切になる。
もちろん、ドアも押さえてくれる。
こんな両面性を感じる今日この頃。
先日、若い会社員の方がこんなこと言っていました。
「前例通りやってうまくいかなくても怒られないけど、新しいことをやって失敗すると怒られるんですよ」
「何でこんなことをやったんだ」
「誰がやったんだ」
て、なるので、出来るだけ前例踏襲を心掛けています、と。
日本の停滞は必然か。
もちろん、チャレンジしている方もたくさんいる。
でも、多くは前例主義
「何かあったら対処すればいい」
「何かあったら改善すればいい」
「何かあった方が面白い」
そんな時代に戻れればいいね、日本。
「何かあったらどうするんだ!」
フリーランスになった今は、言う場面も無いし、そんな発想していたら干上がってしまう。
とりあえず、やってみる。
やってみて、考える。
うまくいかなかったら、そこで考える。
そんな連続です。